2015/10/31
中の人Aです。こんにちは。お仕事、学校、家事、育児、介護など、のっぴきならない業務に携わって居られるの方はお疲れ様でございます。お休みの方は休日を引き続きお楽しみください。ブログ2回目にしてネタがないので、ハロウィン(当日に今更ですが)→かぼちゃのお化け→ジャックオーランタン→提灯の連想で、「提灯」について考えてみました。提灯とは、機能性抜群の古式ゆかしい東洋のポータブル光源です。現在主流の蛍光灯、LEDなど電気を使う光源は白々と明るい…でも寒色のイメージがあります。暖かいオレンジと銘うっていても、どこかうっすら白い(メーカーの方すみません)寒々としたあかりです。対して提灯は、A個人の基準でありますが、暖色のイメージです。闇夜に灯る…そう、赤ちょうちんです。もちろん、提灯の内部では本物の火が灯されている(現代では電球式も多いですね。無粋です)ので、当たり前ですが、火の温もりを持った暖かい光です。その小さな火が灯った更に外側の枠、障子紙の部分も赤く塗られた赤ちょうちんは寒さと暖かさの絶妙なコントラストで、日本の冬のオアシスです。赤ちょうちんで寒い夜に癒されるおじさんたち…昭和の風物詩でした。赤ちょうちんを検索すると、かぐや姫の赤ちょうちんがヒットします。おでんは月に一度。お酒もちょっぴり。お仕事を休んでキャベツをかじるという当時の女性からおかしいと訝しまれている男性が描かれています。世の中のかぼちゃ一色ハロウィンから斜めに視線を向けて昭和ウエットな詩情を楽しんでみるのも、冷え込む10月最終日の過ごし方としてありかもしれません。