2015/11/10
こんにちは。薄曇りの成田よりAがお送りします。
ケイ・イー・アイ社員として、モネラ(この古い名称好きです)の皆様に快適な住環境と美味しい食事をご用意する毎日です。
自分のためには中々できないそんなリッチなケアを、 主に人間が喫食する食品に版図をひろげ、不法侵入しているモネラの方々をあぶり出すために、日々心をこめて行っています。
さて、食物に混入または増殖することで、多大なる健康被害を与えることもある細菌類ですが、人体の内部ではそうでもない、いいヤツもいる!という腸内細菌叢のお話が気になっています。
以前から腸内善玉菌のビフィズス菌とかLカゼイシロタとか聞きますが、「デブ菌」、「ヤセ菌」などの呼称で、これらは数種類の塊がそう呼ばれているのですが、大変ビビットな命名ですね。善悪ではなく、デブとヤセでくっきり具体性を持ったイメージが鮮明です。
良い細菌叢を持っていると健康で長生きできるとのことです。ヤセ菌をもらうために、お腹の中に他人の○○を移植するというお話まで聞きました。大腸菌も大出世です。
食品衛生管理における「大腸菌」と腸内細菌はイコールではありませんが、なんという扱いの差なのでしょうか。ある場所では最低の評価であるものが、違うところでは最高になる、そんな話はありそうでなかなかないものです。逆は結構ありますが。